メダカで町おこしはいかがですか？

地元葛飾区役所の広報課から「堀切めだかを取材したい」とのオファーをいただきました。それが1週間くらい前。詳細は不明だったのですが悪い話でないことは間違いないので快諾。

そして一昨日担当者の方が1名で取材にいらっしゃいました。若い女性の方。

テレビなどの町ブラロケ番組などで製作スタッフからの「おすすめのスポットなどがないか？」みたいな話は広報課に相談があるそうなのです。そのための準備の取材ということだそうです。だから今回の取材で広報誌に載るといった直接的な何かはないようです、、、が、近い将来の大きな話に発展する期待はある取材、ということかと思います。

さて、その担当者の方。ある程度下調べはしてこられたようですが、やはり改良メダカという世界をご存じではなかったそうです。

開口一番「メダカって、、、、絶滅、、危惧種、、、？」

あ、なるほど。そういうイメージを持たれる方がいらっしゃるのもわかります。でもそういうイメージがあるということは私たちメダカ屋さんはブラックなビジネスっていう誤解もされちゃってるのかもしれません(笑)。

「絶滅危惧種のメダカ＝フナ：改良メダカ＝金魚、とお考え下さい」と説明させていただいたら一発で理解してくれました。

「フナを飼おうという人はあまりいないけど、金魚を飼おうという人は多いですよね。改良メダカもそういうこと。で、金魚は2000年の歴史があるけど改良メダカの歴史は20年もないので、まだご存じない方が多い、、ということなんですよ。だからこれからさらに愛好家が増えますよ」

と、まあこれは、今回に限らず友人とかメダカ業界以外の仕事関係者とかに改良メダカとは何ぞやを説明するときのお決まりのパターンです。

そして調子に乗って一つの提案をさせていただきました。

「メダカで町おこしできますよ。金魚の町と検索すると大和郡山市が出ますが、メダカの町って検索しても今はそこは隙間。ぜひ予算を組んでください。全面協力します(笑)」

葛飾区ってキャプテン翼の作者の町というPRがされてます。が、それは観光客や転入者を引き寄せるものではないですよね。でもメダカは人を町に引き寄せる力を間違いなく持っています。

まぁ冗談半分。こういう話は区長にでもするべき話なのでしょう。取材にいらした方は決裁権のない若い方ですし、区がこの話に食いつくことはないでしょうが。葛飾にはキャプテン翼だけでなく、こち亀とか寅さんとか紙兎ロペとか、知名度向上素材も多いし。

町おこしの材料を探している全国の首長さん、メダカって絶対チャンスだと思うのですがいかがでしょう。

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