チョコザップに闘魂ビンタされた、という話

堀切めだか４号店（東京都荒川区新三河島駅前）が今日から開店３年目に突入します。

堀切めだかの出店ペースは、、、

２０２０年　１店舗開店

２０２１年　３店舗開店

２０２２年　４店舗開店

２０２３年　４店舗開店、２店舗閉店（さらに１店舗開店予定あり）

で現在１０店舗。

ふむふむ、順調、良いペースだななどとのんびり考えていました。

ところが今年、そんな私の目を覚ますような大きな衝撃が走りました。

それは「チョコザップの快進撃」

www.businessinsider.jp

２０２２年７月にライザップグループが開始したこの事業は１年で何と５７２店。現在すでに１０００店舗を突破。例えば昨日の１０月３１日、この日だけで７店舗もオープンさせているのです。同社の決算説明会では２０２６年までにこの事業に５００億円を投資し２０００店舗を目指すと発表されています。

実にあっぱれ。

そしてチョコザップの快進撃には堀切めだかも３つの勇気をいただいています。

１．ポジティブな年間赤字４５億円

同社はチョコザップへの先行投資として２０２３年３月期に４５億円の赤字を計上。この赤字は傍から見る限り非常にポジティブな明るい赤字です。それをできるところがとにかく大尊敬。

もしメダカ事業に年間４５億円を投じたらどうなるか想像してみてください。スタッフは正社員で２００人から３００人を雇用できるでしょう。そのうち新品種の研究開発に数十人を回すことができるのでこの分野でも圧倒的に。店舗は年間で２００店でも３００店でも出せます。その他、出版、Youtubeなどのメディアでは一気に頂点を取り、CMに有名タレントを起用、ドームクラスでのイベント開催、など。メダカブームは時流の成り行きに終わらず、ブームの拡大をさらに仕掛けていくことができるのです。メダカにまつわるあらゆる夢は一気に実現することでしょう。

２．無人店舗の強み

チョコザップ急拡大の肝は無人店舗であるという点にあります。チェーンストアの出店攻勢における一番のブレーキ要因は店長人材の確保と育成。人の問題は一朝一夕にはかないもの。この足かせが取り払われていることが一つ。そして店舗ビジネスは人件費が粗利の半分近くを占めるのですが、これがほぼなしに。そのことで営業利益率の高いビジネスモデルが構築しやすく強気の先行投資を可能とするのです。

堀切めだかでも将来の多店化の肝は無人店舗と考えています。チョコザップの快進撃は堀切めだかの仮説に一定の説得力を与えてくれているのです。

３．ライト層は巨大な潜在市場

チョコザップの快進撃のもう一つの理由は「筋トレガチ勢」とはまったく異なる潜在市場を掘り起こしたことにあります。この市場はブームのような上がり下がりの波が少ないことも特徴であり強みと言えます。

堀切めだかの無人店も実は「メダカガチ勢」とは異なる層をターゲットにしています。１匹１００円のメダカを中心に１匹３００円、５００円。楊貴妃とか幹之はかろうじて知っているけどメダカ専門誌は読んだことがない、という層です。この市場はまだまだまだまだ拡大しうると確信しています。メダカブームとは無関係の層です。チョコザップのビジネスモデルはこの点でも私たちに大きな勇気を与えてくれました。

ということで、チョコザップの成功は堀切めだかの戦略が間違っていないことを証明してくれているのです。いや、しちゃっているのです。

ではチョコザップと堀切めだかは何が違うのでしょうか。

それは同社の瀬戸健社長と私の仕事力と志のスケールの違い。

ハイ足元にも及びません。もう恥ずかしい限り。

街でチョコザップの看板を見かけるたびに「おい！兵頭、おまえだせーな！もっと仕事しろよ！勇気をもって冒険しろよ」と言われているような気持になるのです。

反省。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ブログ村ランキングポイント応援ボタンよろしくお願いいたします。激しく上位争い中！

果たして今日の順位は？

（ボタンを押すとわかります）

↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村