改良メダカの水族館兼研究室兼カフェ兼宴会場

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1号店の2階にあるレストラン「季旬」を改装して造った「改良メダカミニ水族館」が完成に近づいてきました。

「季旬」は緊急事態宣言が明けて以降もお休みしています。ランチ中心の飲食業は労働生産性がどうしても然るべき水準に届きません。東京都の最低時給が1000円を超えた今ではもはやどこかでバイトした方が合理的、みたいな話になってしまいます。

もう元の営業形態にはせず、季旬は団体予約に特化した小規模（最大12席）の宴会営業中心に考えています。ただ、その12席はもう完全にメダカに包囲されています。なのでメダカ愛好家の皆さんが集うカフェのような姿も想像できます。コロナが収束したらメダカ愛好家が集う飲食を伴うイベントも企画したいと思います。

いずれにしても当社の経営において飲食事業のウェイトは低いので慌てて再開して売り上げを追う必要はありません。じっくり検討します。

また、この場所の隣室は私の住居で、そのリビングルームです。22時までタイマーで照明がONになっています。夜、夕食後にじっくりとメダカと向き合うことができます。そう意味ではここは改良メダカの研究室でもあります。

水族館か研究室かカフェか宴会場か。ここを表現する言葉がまとまりませんが、優先度の最も高い役割は「研究室」だと考えています。

開業一年目の冬は暖房を入れっぱなしで温室を3部屋回しました。そこではメダカの生産についてどうしても量を優先する必要がありました。二年目は4部屋目の温室となるこの研究室を武器に質の向上を図っていきたいと思います。冬に質を上げて春の産卵シーズンで一層良質なメダカを量産するという作戦です。

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