メダカのSNS戦略、YouTuberが一番大変だと思う理由（１）

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Youtubeチャンネルを運営されている結之（ゆいの）めだかさんに取材いただきました。

結之めだかさんのチャンネルはこちら。

www.youtube.com

なかなか高頻度で動画を公開されています。単なる飼育場訪問ではなくメダカに焦点を当てた映像作品を制作することにこだわりをもってやっておられているそうです。

しかしメダカを一つ一つケースに入れて撮影していくそのスタイルはどうしても取材に時間がかかります。今日の取材は4時間以上に及びました。こちらとしては構わないのですが、運営される結之さんにとってみれば相当エネルギーのいる挑戦だと思います。

ブログ、Twitter、Facebok、LINE、Youtube、インスタなどSNS全盛の今においてどのメディアを選択し力を入れていくのか。できれば一つではなく複数のメディアを連携させていくクロスメディア戦略を展開できればベター。

堀切めだかは最初からブログで勝負と決めていました。メダカというジャンルはブログ村が活性化しており、らんちゅうブログを4年以上続けてブログ村で長きにわたり1位を保持し続けた経験が生きると考えたからです。文章を毎日書くことは苦手でとてもできない、というメダカ屋さんの声を多数聞いていたこともそこに隙間があると考えました。

で、それはまぁまぁうまくいったのですが課題は他のSNSとの連携です。インスタはなんとなくやっている感じで、他は手付かず。何か考えなければいけません。

でも、Youtubeはできないなぁ、と思っています。Youtubeチャンネルや動画制作の経験とノウハウはある程度あるのですが、映像制作って本気になればなるほど睡眠時間を削るレベルの地獄が待っています。「この業界の人は圧倒的に睡眠不足」という話も映像制作会社の社長から直接聞いたことがあります。

このミュージックビデオは2年前に私が企画して監督して編集まで行った作品です。

www.youtube.com

完成前の2週間は睡眠不足で地獄を味わいました。たった5分の映像にもかかわらずです。夜、寝床についても「あ、あのシーンとあのシーンの順番は逆にした方がいいな」などとひらめいてしまうと、起きて作業を再開せずにはいられないのです。クオリティに対するこだわりが強いほどそうなります。

映像作品というものは手を抜けば1時間で編集できるシーンも、10時間かけたらその分だけ良いものになります。そして、こだわった分だけ、本気になった分だけ睡眠を削るという地獄にハマっていきます。

テレビ制作はスタッフを何人も動員して人海戦術をとりますが、Youtubeに何人ものスタッフを動員することは普通は出来ません。いい映像をつくろうと思ったら一人で何人分働けるか、という世界です。あちこちに取材に行くのもコストも労力も相当かかります。

一方、ブログはどうでしょうか。論文や小説は一人で書くことができます。今は毎日2本、時に論文のような長文も書いていますが、映像制作に比べれば全然楽だと思っています。

メダカYouTuberの皆様、本当にご苦労様です。

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