なんと年商１３０万円、ある無人店舗の月別売上公開

自社物件の戸建て住宅。足立区綾瀬駅西口徒歩５分。

都市部では最近よく見かけるタイプの細長い３階建て駐車場付き物件。この駐車場にメダカ販売の無人店を始めたのが２０２１年の５月でした。これが堀切めだかの２号店になります。

事務所として使用していた自社物件で駐車場は使用していませんでした。東京２３区内で駅から徒歩５分。この地域の駐車場代は１か月３万円が相場です。遊ばせておくのはもったいない、しかし他人に貸すとそれはそれで制約が発生する、という事で、メダカを置いてみれば月３万円くらい売れるかもしれない、と思って始めました。

もしかしたらこのタイプの物件をこのように活用したメダカの無人販売店は国内初だったかもしれません。類似する前例のないビジネスモデルなのでいろいろ手探りでしたが結論を言えば驚くほどうまくいきました。

これは単にここで年間１３０万円売れた、という事にとどまらないのです。例えばこれを１００店舗作れば年商は１億３千万円です。また４０００万円くらいの戸建てを３５年ローンで購入すると月々の返済は１３万円前後。建物は賃貸して同等の家賃を得つつ、駐車場でメダカ店をやって同等の業績を出せればその利回りは「不動産投資革命」ともいえるレベル。

ちなみにこの２号店の前は綾瀬川。一般的に商店の前が川、というのはかなり不利な条件。店舗を中心に商圏を円で書いた時、川の向こうの商圏が遮断されてしまうからです。だから、もし目の前がスーパーなどの商業施設だったらこの倍近い売り上げも不可能ではないとみています。

ただし、それでもここは堀切めだかの無人店の中で最も業績のいい店舗ではあります。理由はいくつか考えられます。

・近隣にある１号店のお客様が流れている

・駅に近い

・車が近隣に停めやすい

私は社会人としてのファーストキャリアがスーパーの店員でした。スーパーと言えばセルフサービス。そこで学んだことは「セルフサービス・イズ・ノーサービスではない。セルフサービス・イズ・ベストサービスなのだ」という教えでした。

「いらっしゃいませ！今日は良い魚が入ってますよ！」と店員さんから声がけされるのはそれを好む人もいるにはいますが、煩わしいと思う人の方が特に食品小売りの世界では圧倒的だという事です。

堀切めだかの創業時、１号店の常連のお客様でこちらからのお声がけを受けることが苦手そうなシャイなお客様がいらっしゃいました。２号店を開店して以降、その方は１号店にほとんど来られなくなりました。ある時、その方が２号店でメダカを購入されていました。もしかしたら２号店の方が家から近い、だったのかもしれません。しかし私はそのお姿を見て「セルフサービス・イズ・ベストサービス」をこのメダカ販売という業種で初めて実感したのです。

ただしメダカの場合は食品小売りとは異なります。ある局面ではお客様との対話が重要なサービスであり、大きな価値となります。その役目を果たすのがスタッフ３人体制の１号店であり、土曜日に開催している「初心者歓迎メダカ勉強会（下記）」です。そちらもご活用ください。

↓↓↓今週の土曜日も開催します！↓↓↓

初心者歓迎！メダカ勉強会開催要項【堀切めだか主催】 - 堀切めだか

↓↓↓兵頭秀一ロングインタビュー↓↓↓

ロングインタビュー【堀切めだか代表：兵頭秀一】 - YouTube

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