らんちゅう会会長就任兼メダカ屋、全国初の二刀流（おそらく）

８６年の歴史がある楽友らんちう会の第６代会長に就任させていただくになりました。

そのことは一カ月ほど前に役員会で内定していましたが、本日行われた総会で正式決定した次第です。

らんちゅう歴７年という短さ、それに加えてメダカ屋として看板を掲げている私が伝統あるらんちゅう会の会長というのは異例中の異例かと思います。

キッカケは前会長のご家庭の事情による辞任です。その話が出たのがまだ２カ月ほど前のこと。前会長はまだ６０歳代とお若かったのでバトンタッチはまだ何年も先のことだろうと想定していました。

らんちゅうの会の会長職の在り方は会ごとに全く異なる特色があります。らんちゅうに関しての実績や権威に最も優れた人が担うケース、あるいは歴史を支えてきた功労者、あるいは事務方としてのスキルと貢献度が高い人など。

これらの条件に当てはめた時、楽友会には私以外に適任の方が何人もいます。しかし一方で、これらの条件は当てはまっても仕事やご家庭の事情で会長職を担うことが不可能という方もいます。

そんな中、自身の５８歳という年齢は違和感がないことが一つ、そして活動拠点の堀切に在住していること、さらには元会長含む主要な方々との距離が近くコミュニケーションがとりやすい状況にある、といった要素を俯瞰してみた時、このタイミングは私が担わせていただくことが会にとって一番ポジティブなのではないかと考えました。

現在の役員クラスの人たちはみな建設的な言動、行動ができる人達です。らんちゅうの腕前も全国のTOPレベルの人が複数人います。戦力性という意味でも円滑な人間関係という意味でも最高のメンバーがそろっています。良いメンバーと同じベクトルでやれそうです。この中で会長をさせていただくことは不安０，希望１００といっても過言ではありません。

したがって今回の就任は半分は立候補のような形です。「すごい出世」という意味合いのものではなく、会の発展を自らが主体となって責任を背負って行こうという覚悟を持っての就任です。

規則上の任期は２年ですが、８６年で６代目という組織ですからこれまでの会長は平均で１７年も務められてきたことになります。したがって１４年後、１００周年を迎える時点がいい感じの責任の区切りと想定しています。その時の私の年齢は７２歳。後継候補の若者もその時は５０歳代。その１００周年の時点で会をより発展的な状態にして後進に託すことが責務と思っています。

という事でメダカ屋とらんちゅう会長という全国でも例がないだろう二刀流への挑戦となります。しかし双方には相乗効果があるので、どちらに対してもポジティブなものと考えています。なのでそこに対しての不安もありません。楽しみながら頑張りたいと思います。