メダカの話ではなく＊＊＊の話

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オリンピックが盛り上がっています。

私が生涯スポーツに位置づけているバドミントンではちょっと厳しい結果が続いています。ヤフーニュースに残念なバドミントンの結果速報がここ数日連発しているのでご存じの方も多いと思います。今のところ銅メダルが一つのみ。

まだ試合が残された選手は山口茜選手一人。今夜の試合にベスト４入りがかかっています。対戦相手のインド選手はリオの銀メダリスト。山口選手にとっては過去、勝ったり負けたりしている相手ですが、このインド選手はここぞという大会の時に次元の違うパフォーマンスを発揮します。今日はどうでしょうか。楽しみです。

それにしても今大会での日本チームは正直５種目（男女各単複と混合複）のすべてでメダルをとり、金メダルも３個くらいとるのではないかとみていたので驚きました。

ですがこの結果は別の角度から見ると日本のバドミントンもメジャーになったということなのでしょう。

メジャースポーツとマイナースポーツの境界線は「オリンピックが超重要か否か」の違いだと思っています。

野球、サッカー、ゴルフ、テニスなどで年収数千万円とか数億円といったプレイヤーがオリンピックに向き合うスタンスを見ればお分かりかと思います。よく「五輪のメダルは人生を変える」といいますが彼らはすでにその変わった後のいい方の景色を見ている方々なのです。

バドミントンの日本代表は以前はオリンピックが超重要であり、関係者はそこで結果を出すことでメジャースポーツへの扉が開かれると信じていました。そして２０１２年のロンドン大会で女子ダブルスが初メダル（銀）、リオではついに金を獲得（女子ダブルスの松友・高橋ペア）。

積年の悲願を達成したらその先は「選手が食えるスポーツに」であり、その点ではここ数年急速に進化を遂げています。

バドミントンの日本代表選手たちも今では海外大会の賞金でサラリーマン以上に稼げる領域に来ています。TOP選手の年収は億を超えるでしょう。日本代表が今大会においてメダルまであと一歩という試合をことごとく落としたのは「人生がかかっているからここで負けるわけにはいかないんだよ」という執念がちょっと足りなかったということだと思います。

ということで今回はメダカの話ではなくメダルのお話でした。

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