昨日日刊ゲンダイで掲載いただいた記事は今日そのまま日刊ゲンダイのWEB版に掲載。そしてYahooニュースにリンクいただきました。
Yahooニュースに載るとさすがにたくさんの反響をいただきます。まともに受け止めていたらキリがないのですが大きな誤解を招かないように、そして、将来はメダカ屋さんをやりたいという志ある若い人達を落胆させたくないので、この記事についての補足説明を軽くここで。
読者の方を刺激したワードはおおむね次の6つかと思われます。
1.年商10億円目指す
2.自社ビル
3.100店目指す
5.一攫千金
6.ITから転身
1.年商10億円目指す
これは小学生がプロ野球選手になりたいと言うことと同じようなものととらえていただければと思います。夢はでっかく、ですね。まだ堀切めだかの事業規模は小学生です。プロ野球選手になれる可能性がゼロとは思っていませんがその道筋が確立しているわけでもありません。そこに至る過程においての戦略ではある仮説を持っていますがその仮説が立証されないとできないと思っています。その仮説の検証についても今年できるかどうか、といった状況です。こういう派手目なワードはメディアに取り上げてもらうためにも重要なことです。そのためにメディア取材を受けた時はあえてこの10億円という表現を使っています。
2.自社ビル
自社ビル=成功者ではなく、多額のローンもありそれを返済する戦略もちゃんとあったりと、いろいろリスクや苦労もあるのですがそのあたりを解説すると長くなるのでまたの機会に。
3.100店目指す
チェーン化を目指すことの是非については昭和の時代にスーパー業界他で散々なされてきたことです。今更議論することでもないかなと。そのことが質の低下になるものではなく商品の品質はむしろ良くなる事はセブンイレブンさんやニトリさんなど数多くの偉大な企業が証明済みですね。もし100店舗チェーンが実現出来たら少なくとも100人の方の雇用を創出できるわけです。そこにも大きな社会的意義があると思っています。私個人が金持ちになりたいから目指すのではありません。
製造小売り100%になるには時間はかかります。最初はどこかで商品を仕入れて粗利を乗せて売るしかないですよね。落札商品を入荷した袋を開封せずに売っているわけでもなく、店内の水槽で飼育もするし成長するものもいるし売れずに死んでいく魚もいるわけですから販売価格に粗利を乗せるのは当たり前。どこが問題なのか謎。小売業って製造小売業でなければそのすべては転売ですから。
5.一攫千金
メダカ屋ビジネスはそういう言葉で片付く簡単なものではないことは日々の業務で理解をしています。1匹1万円を超えるようなメダカの取引は話題性は抜群でメディアの食いつきもいいのです。そこを承知で50万円で落札されたメダカの事例の話題も記者に提供しました。実際はそういうレアケースについて小遣い稼ぎレベルならロマンチックですが、事業と考えるとうまみはほとんどありません。現実は客単価1000円、2000円のお客様が大半だったりします。意外に地道な仕事の繰り返しです。こういう派手目なワードもメディアに取り上げてもらってメダカ業界を盛り上げるためにはありかなと思っています。
6.ITから転身
完全に転身はしていません。就職サイト合説どっとこむは現時点でも我が社の主力事業です。売り上げは今だにメダカ事業の10倍以上です。当社はベンチャー企業。いろんなことに挑戦しているのです。私自身は新しい事業を作って運営を社員や委託先に任せ自分の時間を空けてまた次の事業を作るということをこれまで繰り返してきました。リスクマネーを投入できるTOPがそうした方が事業創造は早いので。なので自身の仕事の時間は9割以上メダカに充てているけれども収入は合説どっとこむ関連からほぼ得ているということです。「どうやって飯食ってんの?」と傍からは一見わかりにくい構造で仕事をしています。ただ、メダカは本当に好きだしこの仕事は楽しいので残りの人生はメダカビジネスに自分の時間の大半を当てていきたいと思っています。
昨日テレビ東京のこの番組でメダカ特集もされていました
中学を出て進学せずにこの世界にかけようとしている猫飯の池谷さんのお子様の銀さんの取り組みと覚悟は本当に素晴らしいですね。応援したいです。メダカビジネスに人生をかける、そのことを夢見る10代の若者はいまでは国内に相当数いるとみています。素敵なことです。そういう若者に道筋を開くのも私たち世代の務めと思っています。
ヤフーのコメントで最も多かったのは「メダカはかなり前からブームで今さら参入しても遅い、長続きしない」というコメント。私は意に介していないのですが10代の彼らがこのコメントを読んだら心配になるかもしれません。それを私は一番危惧しています。
私が14年前に創業した就職サイト「合説どっとこむ」も創業当時は「そんなものビジネスモデルにはならない」と言われたことがあります。ですが年商1億を超えるビジネスに成長しました。事業を創造する人って一握りです。どんなベンチャービジネスも9割の人が「そんなビジネスムリだ」というのが当たり前。むしろそういうビジネスにこそチャンスがあるのです。
メダカビジネスは一攫千金でもブームに乗ってやっているものでもありません。国民に根付く大衆娯楽として、さらには海外も視野に、今この時点でも無限の拡大可能性があることは間違いがありません。
ニトリがなぜ成功しているのか、香港で金魚飼育が盛んなのはなぜなのか、ADA(アクアデザインアマノ)はどのようなことをして成功したのか。少なくともこれらの情報に見識を持たないとメダカビジネスの本当の可能性は見えてこないと思います。
今ある市場を同業の方と取り合うのではなく市場を拡大したいと思ってやっています。メダカ専門店が増えれば市場が拡大することは間違いないです。それも堀切めだかを半年近くやってきて確信しています。
***************
ブログ村で1000を超える数のメダカブログのうち15位~30位前後で推移しています。ありがとうございます。
****************
堀切めだかの営業予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
屋上養魚場見学をご希望の場合は事前にご予約下さい(07055538247 兵頭)
1月10日日曜日 11時半~18時営業
1月11日月曜日 11時半~20時営業
1月12日火曜日 11時半~20時営業
1月13日水曜日 11時半~20時営業
1月14日木曜日 定休日
1月15日金曜日 11時半~20時営業
1月16日土曜日 11時半~18時営業
(屋上養魚場)
(屋上の温室養魚場)
**********************
らんちゅうブログも書いてます(こちらはブログ村ランキング1位を4年間ほぼ堅持しています)
**********************
2020年8月1日新規開店!堀切めだかのホームページ
綾瀬駅と堀切菖蒲園駅とお花茶屋駅の見事な中間点。どの駅も徒歩20分。
営業時間は11時半~20時(土日は18時閉店) 定休は木曜日
「メダカをデザインする」をスローガンに日本一おしゃれなメダカ専門店を目指して努力を続けてまいります。
そして大胆企画!なんと営業はセルフサービス。
接遇サービスによるコロナ不安がちょっと解消。
セルフサービスの時間帯にも店主がいることは結構あります。
店主 兵頭秀一(株式会社ちかなり代表取締役) 070-5553-8247
お電話の上時間を合わせてご来店いただければ店主が対応いたします。
東京23区最大級、100坪以上の養魚場はまだまだスペースがあります。
メダカの売り込みや無償持ち込みも歓迎いたします。
駐車場はありませんが近隣には安価なコインパーキングが多数あります。
どうぞよろしくお願いいたします。
*********************
堀切めだかの2階はレストランです。11時半~14時のランチタイム営業。定休日は堀切めだかと同じ木曜日です。ランチタイムに堀切めだかにお越しの際はぜひご利用ください。
**********************
お世話になっている浜松の改良メダカ専門店
**********************
メインパーソナリティとしてレギュラー出演中のラジオ番組「脱サラへの道」
**********************
2017年年末に出版した私の著書です。メダカとは関係ありませんがよろしくお願いいたします。本1冊を書くということは1冊を読むことの100倍大変だなと感じた記憶があります(笑)。この経験がブログ作成にも生きています。